6月24日（金）から、毎日の生活を支え、街全体をデザインする際の基礎となる土木の企画展「土木展」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。
土木は、道路や鉄道などの交通網、携帯電話やインターネットなどの通信技術、上下水道、災害に対する備えなど、日常生活に必要不可欠な存在。「土」と「木」で表される通り、生活環境そのものでもあり、また英語ではCivil Engineeringと表現されるように、「市民のための技術」としても知られる。
土木と建築の分野に精通する西村 浩氏をディレクターに迎え、自然と向き合う日本の名土木をマップで展示するほか、プロジェクションやドローイングを通して暮らしにおける土木の背景を紹介。また、道路や橋などの土木施設を、「ほる」「ためる」「つむ」「ささえる」などの行為を通して分析し、多彩な参加作家によるインスタレーション作品を通し て、楽しく、わかりやすく伝える。参加型作品も取り入れ、様々な作品を体験した来場者が、土木をより身近に感じることのできるユニークな展覧会となっている。

土木展
会期：2016年6月24日（金）～9月25日（日）
時間：10：00～19：00（入場は18：30まで）
休館日：火曜　※8月23日（火）のみ特別開館（17：00閉館／最終入場16：30）
会場：21_21 DESIGN SIGHT（東京都港区赤坂9-7-6　東京ミッドタウン・ガーデン内）
入場料：一般1,100円　大学生800円　高校生500円　中学生以下無料
問い合わせ：info@2121designsight.jp

土木展
http://www.2121designsight.jp/program/civil_engineering/